私たちはあきらめない

 

地雷さえなければ、あの人たちだって笑顔を見せてくれたのに・・・

地雷さえなければ、片足を失わずにすんだのに・・・

元気よく働ければ、物乞いをしなくてもいいのに・・・

 

足を失わなかったら、友達と走り回ることができるのに・・

彼の足はもう、元にはもどらない。

地雷さえなければ光を奪われることはなかったのに・・・

彼女の目はもう、もとにはもどらない。

 

どうして、こんな残酷なものを人間は作れるのだろう

どうして、人を傷つけるために、こんなに知恵をしぼれるのだろう

 

私たちには、わからない

きっと一生かけても、わからない

 

旅の途中で、イラク攻撃が始まった。

また、戦争が始まる。どうして・・?

地雷を生んだ戦争が・・・。また、始まってしまった。

たくさんの人の血が流れ、たくさんの人の涙が流れる

そして、たくさんの人の笑顔が消えてしまう

そんな、無意味な戦争を、どうして人間は繰り返すのだろう?

 

私たちには、わからないきっと、一生かけても、わからない  

わかりたくもない

 

あんなにかわいくて輝く子供たちの笑顔を、これ以上奪われたくない

もう、子供たちの涙なんて見たくない。

 

だから、

私たちは、あきらめない

ぜったいに、あきらめない

私たちでも役に立てるのだから・・・

世界の中では小さな私たちも

手を取り合えば大きな力になるのだから・・・

 

(2003年 3月 カンボジアツアーにて)