RSS | 感想 | TOP
おかめ踊り基本動作と意味
− おかめ踊り −
|<< < 1 / 1 > >>|


厄払いの踊りは腰を振らないのが特徴ですが、おかめに限り所々腰を「左右」にゆすります。
これも独特の動作で、古来の日本女性の腰の豊かさと美しさを表現していると考えられています。

おかめ踊りは背が高くポッチャリした体格の男性が踊りますが、男性が女性の仕草、しなやかさ、優しさを表現するのに大変苦労する踊りです。

踊り方は、ひょっとこ踊りのように指し手は真直ぐ、手の平は手鏡の意味で表現します。
練習方法としては、両膝のところをハチマキ又はゴムのバンド等で固定し、両膝が開かないようにして、膝から下を外側へ回すように右足、左足と前へ進めます。
その時、前傾にならないよう腰の動きに合わせ胸を前に張り出すようにして、差し手と右手の平(手鏡)を腰の前辺りから優しく斜め前へ出します。
左側も同じように、差し手と左手の平(手鏡)を腰の前辺りから優しく斜め前へ出します。
また、おかめの面(顔)が下を向かないように気をつけましょう。

特に、膝を閉じ左右に回しながら腰で踊る仕草や肩、指先の柔らかさを出すのは難しいと思いますが、この動きの中では、女性独特のしなやかさを表現出来るように心がけてください。

静かで優しい動作を繰り返しながら、キツネの後について踊りますが、キツネの踊り手とおかめの踊り手の間隔を、お互いが確認しながら進まなければならないので、キツネとおかめの相性も必要になります。

他の踊りも大変ですが、おかめ踊りは男性が踊るという意味では、踊り手にとっては一番難しい踊りだと思います。



<2011/03/29 14:25 ひょっとこ講師>消しゴム
|<< < 1 / 1 > >>|

TOP | 感想 | RSS
まろやか投稿小説すまーと Ver1.00b