諸外国の検査制度
|車検制度| |検査の有効期限| |整備点検の現状|
諸外国 |
安全性 |
排出ガス |
検査手数料(注2) |
検査施設数 |
ドイツ |
○ |
○ |
約60DM |
TUV FKU DEKRA |
イギリス |
○ |
○ |
乗用車(定員12名以下)は29.42 |
民間のディーラー及び整備専業:約19,000-20,000ヶ所の工場で大型トラック及び公共用車以外の車両を検査 |
フランス |
○ |
不明 |
基本的に価格自由競争。ただし280FFr(7,000円)が目安。再検査の料金は140FFr(3,500円)。 |
公認の検査施設:4,300ヶ所 |
スウェーデン |
○ |
○ |
自家用乗用車:230SEK(4,100円) 公共バス:440-685SEK(7,900-12,300円) |
AB SvenskBilprowing 半官半民 検査施設数 176ヶ所 |
ベルギー |
○ |
○ |
自家用乗用車 |
政府の認可した検査機関(10社)に検査センター(合計64ヶ所)が設けられている。 参考:日本の指定整備工場に相当するシステムはない。 |
スイス |
○ |
○ |
軽乗用車 |
国内26県における技術的検査センターで検査は実行される。 |
スペイン |
○ |
○ |
2,300-42,00Pta |
246ヶ所(577レーン) うち201ヶ所が民営 |
アメリカ |
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ニュージャージー州 |
○ |
○ |
契約検査会社:無料(州政府から1台当たり$24の手数料が契約検査会社に支払われる) 民間修理工場:様々平均$25(不荷テストでは$35程度) |
契約検査会社:35ヶ所 民間修理工場:1,400ヶ所 |
ニューヨーク州 |
○ |
○ |
安全検査:$10(1,200円) 排出ガス検査:$7(841円) |
公認検査場:15,000ヶ所(内NY市4,700ヶ所) 公認排出ガス検査場:4,301ヶ所 |
カリフォルニア州 |
× |
○ |
排出ガス検査料は検査場間の競争により、様々。$40-45 |
公認排出ガス検査場:8,411ヶ所 |
オースラトリア |
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首都特別地域(注3) |
○ |
○ |
一律$30,00 |
Transport Regulationの運営する検査場が2施設あり、この他に確認検査のみを担当する公認検査場が305施設ある。 |
南オーストラリア |
○ |
○ |
乗用車 |
Department of Road Transportにおいて検査が実施される。 |
シンガポール |
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韓国 |
○ |
○ |
一律W10,000 |
交通安全進行公団が全国に41施設を設けている。 |
普通自動車 |
○ |
○ |
新規検査 |
国土交通省運輸支局等
平成20年1月1日から、車検場に車両を持ち込む場合の検査にかかる手数料の額と納付方法が変わりました。 |
軽自動車 |
○ |
○ |
新規検査 |
軽自動車検査協会 |
出典:JASIC/車検制度調査(平成10年度)、日本自動車輸送技術協会/諸外国における自動車検査・整備に関する調査報告書(平成4年度)による |
注1: 1DM=82.65円、1=235円(1998年)、1FFr=24.57年、1SEK=17.5円(1998年)、1BFr=4円、1SFr=94円、1Pta=94円(1998年)1$=120円、1A$=87円、1W=0.152円(調査時点のレート/1993年) 注2: TUV:(技術検査協会:Technischer Uberwachungsverein)半官半民の非営利団体 FKU:(自主自動車監査:Freiwillige Kraftfahryeug Uberwachung)TUVの出張部門として民間の整備工場に検査員を派遣し、検査を行う DEKRA:(独自動車検査協会:Deutscher Kraftfahryeug Uberwachungsverein)第二の半官半民組織 注3: 海外自動車検査・整備ユーザーアンケートにおいては、検査制度を有する地域として、ニューサウスウェールズ州シドニーを調査しており、点検整備に関するデータは当該地域のものである。 注4: アメリカ合衆国では、安全検査実施州 乗用車・トラック・バス21州、排出ガス検査実施州 乗用車37州、トラック・バス14州(1999年現在) |
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